ケンブリッジ式カリキュラム(英国式カリキュラム/イギリス式カリキュラム)は、イギリスの教育カリキュラムに基づいたカリキュラムです。
マレーシアは英国の植民地だったため、多くのインターナショナルスクールが英国式のカリキュラムを採用
最もアカデミックなプログラムと言われており、
成績評価は基本的に期末試験のスコアがベース
①Primary School(小学部、6年間)
②Secondary School(中高等部、5年間)
③A-Level(1.5年間)またはFoundation(1年)
小学校〜中学校の修了過程がIGCSEと呼ばれ、IGCSEを取得することで義務教育の修了
- IGCSE とは??
- IGCSEは、International General Certificate of Secondary Education(一般中等教育修了試験)
- 一般的に、セカンダリーのYear10~11の2年間で学習、Year11の最後に受験 (年齢は、16歳前後)
- O-level(Ordinary level) とも呼ばれている
- IGCSEは学歴を公的に証明することができる資格認定試験
- マレーシアで一番採用されているのが、Cambridge-IGCSE。
- イギリスの機関CAIE(Cambridge Assessment International Education)
- 世界中で実施されている試験であり、国・地域によって、
- Zone1~6のカテゴリーに分けられる
- 日本や韓国、香港、マレーシアなどは、Zone5
- Zone5での試験時期は、年2回。 ①5-6月(June series) ②10-11月(November series)
- 9月始まりのインターナショナルスクールは、Year11の5-6月
- 1月始まりのインターナショナルスクールは、Year11の10-11月
- 1か月半から2か月にわたって、教科の試験を受験する
クアラルンプール&近郊 にあるイギリス式のインターナショナルスクール
Garden International School
- マレーシアの代表的教育企業グループTaylor’s Education Groupが経営、1954年設立
- 高級住宅街にある駐在員師弟向けの人気校。入学待機者も多い。
- 全体の学力&英語レベルが高く、合否試験もあり入学待機者も多く入学が難しい学校
- 申請料: RM1,300(≒3.4万円)
入学金: RM20,000(≒53万円)
授業料(Y1): RM69,840(≒185.1万円)
The British School of Kuala Lumpur
- BSKLはすでに中国、ロシア、英国など5つの国際学校を運営している教育財団で、2009年9月にKL校を開校
- 教師はすべて英国人、生徒も20%が英国人という英国的学校
- 全体生徒数の60%を占める留学生の国籍は50カ国と非常に分散され、国際的な雰囲気 (日本人生徒数は少なく、全体で20名にも満たない)
- 申請料: RM1,500(≒4万円)
入学金: RM17,050(≒45.2万円)
授業料(Y1): RM56,770(≒150.4万円)
The Alice Smith School
- マレーシアで最も歴史ある英国教育のインター校。低学年なら合格の可能性あり
- 教師のほとんどが英国人と言われ、オリジナルの英国教育を受けるには最適な学校の一つ
- ある程度の英語力があることが前提とされており、英語補習のプログラムは限定的であるため、アジア系の留学生には少しハードルが高い
- 入学条件があり、1、英国市民 2、在学中の兄弟姉妹 3、その他の国籍
- 申請料: RM1,200(≒3.2万円)
入学金: RM15,000(≒39.8万円)
授業料(Y1): RM76,020(≒201.5万円)
The International School @Parkcity
- 2011年9月、新興の高級住宅地「デサパークシティー」に設立された英国式の学校
- 教師の大半が西洋人、また生徒にも西洋人駐在員のご子弟が多く、日本人にも人気のインターナショナルスクール
- 校長がバリのグリーンスクールの創設者で有名
- 申請料: RM1,500(≒4万円)
入学金: RM20,000(≒53万円)
授業料(Y1): RM49,980(≒132.4万円)
HELP International School
- マレーシア有力私立大学の1つである「HELP大学」の運営実績をもつHELPコーポレーションの運営
- 英国のカリキュラムに基づきプレスクールからプレU(A-レベル)まで運営
- 実績ある教育機関による運営のためか、現地の方からはかなり人気のある学校
- IT分野にも力を入れているため、Macのパソコンの支給や、iPadの貸し出しあり
- シンガポールMATHを採用
- 申請料: RM1,000(≒2.7万円)
入学金: RM12,000(≒31.8万円)
授業料(Y1): RM35,241(≒93.4万円)
Sri KDU International School
- O Level(Y11)終了後、IBディプロマを目指すトップスクール。ローカルに人気が高く待機が多い
- Sri KDUはもともとは有名私立大学であるKDU大学の系列校でしたが、現在はREALインターナショナルスクールと同じ運営会社のグループ
- 日本の学校からの転校生にはハードルは高いが、インター校からの転校生には可能性あり
- 申請料: RM1,200(≒3.2万円)
入学金: RM6,600(≒17.5万円)
授業料(Y1): RM40,560(≒107.5万円)
Cempaka International School Damansara Heights
- イギリスカリキュラムとIBカリキュラムを採用
- 卒業時には、Aレベルの試験もしくはIBカリキュラムのディプロマ取得
- 入学難易度も高い学校とされてきましたが、ダマンサラハイツ校に関してはプライマリー4年までは現在原則無試験で入学可能
- 申請料: RM1,000(≒2.7万円)
入学金: RM12,000(≒31.8万円)
授業料(Y1): RM37,500(≒99.4万円)
GEMS International School (Tropicana Metropark)
- ドバイを発祥とする国際教育グループが設立したKL地区で最初のインター校
- GEMSエデュケーションは、ドバイを発祥とする国際教育グループチェーンで、現在ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、中東、アフリカを中心に数多くのインター校を運営
- キャンパスインテリアは、カラフルなデザインで、ガラス面が多くまた上まで吹き抜け構造になっているため、とてもモダンで明るい印象
- 教師は約6割が英国人を中心とするエキスパット
- 申請料: RM500(≒1.3万円)
入学金: RM8,000(≒21.2万円)
授業料(Y1): RM31,625(≒83.8万円)
Kingsley International School
- 西洋的教育とアジア的思想をうまく融合した学校。入学しやすく入試は自宅でも可。
- 生徒との双方向の重視など欧米式の授業スタイルを採用しつつ、いじめ禁止、生徒を公平に見る、ボランティア精神を育てる、などアジア的・日本的コンセプトも取り入れており安心感
- キャンパスは、オリンピックサイズ(50m)プールやホテルライクな学生寮を含め、「ないものはない」というくらい巨大で新しく豊富な施設が魅力
- IGCSE(11年生時の英国式一斉テスト)が3年連続で全員合格という実績
- Uコースは、Aレベルの他にもRMITという豪州大学のファンデーションコースもあり選択肢も豊富
- 申請料: RM250(≒0.7万円)
入学金: RM6,000(≒15.9万円)
授業料(Y1): RM23,247(≒61.6万円)
REAL International School
- マレーシア大手の教育財団グループである、REAL Educaiton Groupが2008年9月に新設した国際学校
- 積極的な学習活動を通じて成果を上げ、将来の真のリーダーを育成することが目的
- 今の時代をVUCAおよびIR4.0(第4次産業革命)と見なし、それに対応できるスキル(リアル10ワールドスキル)習得のための先端教育を推進
- 申請料: RM500(≒1.3万円)
入学金: RM3,000(≒8万円)
授業料(Y1): RM21,520(≒57万円)
Asia Pacific International School
- 2012年技術系分野で有名なアジアパシフィック大学を運営するAPIITグループのインターナショナルスクールとして誕生
- 2019年には世界各地でインターナショナルスクールを運営するISP(テンビースクールを6校運営)グループ傘下に入り今後が注目
- マレーシアカリキュラムの国内学校も併設
- 申請料: RM500(≒1.3万円)
入学金: RM3,500(≒9.3万円)
授業料(Y1): RM21,075(≒55.8万円)
Taylor’s International School KL Campus
- マレーシアの代表的な教育関連企業グループのTaylor’s Education Groupが運営
- 在籍する教師陣や生徒には、中華系マレーシア人が多いですが、高学年になると英語圏からのネイティブティーチャーから授業を受けることも
- 中国語もしくはマレー語の授業が必須
- 申請料: RM1,000(≒2.7万円)
入学金: RM5,000(≒13.3万円)
授業料(Y1): RM22,875(≒60.6万円)
Beaconhouse Sri Inai International School
- ビーコンハウスは現在英国を含む世界4ヵ国で約500キャンパスを運営していている世界最大のスクールブランド
- 国際スクールブランドのビーコンハウスが運営するインター校
- チェラスにNewlands International Schoolを運営しているほか、2校の国内私立校、8校のプレスクール(幼稚園)を運営
- 申請料: RM350(≒0.9万円)
入学金: RM2,800(≒7.4万円)
授業料(Y1): RM18,150(≒48.1万円)
Sayfol International School
- 都心部にある英国式のマンモスインター校。施設は少し古いが授業料は割安。
- マレーシア在日本大使館があるAnpang(アンパン)というKLCCの中心部エリア
- 約60カ国、2500人余りの学生が在籍しており教師陣はインド系ローカル教師が多い
- 申請料: RM500(≒1.3万円)
入学金: RM4,500(≒11.9万円)
授業料(Y1): RM15,630(≒41.4万円)
St Joseph’s Institution International School
- 2016年にローカル中心の高級住宅地PJ(ペタリングジャヤ)トロピカーナエリアに設立された英国式カリキュラムをベースとするクリスチャンスクール
- 12-13年時はIBディプロマコースのみを採用しており、よりハイレベルな教育を目指している
- 全てシンガポール本校と同じものとなっており、世界トップレベルの算数学力を維持しているシンガポール式算数を採用
- 申請料: RM1,500(≒4万円)
入学金: RM15,000(≒39.8万円)
授業料(Y1): RM53,616(≒142.1万円)
TENBY International School Setia Eco Park
- 40年の歴史がある私立財団であるTENBY Educare Shoolsが、イポー、ペナンに続いてシャーアラムのセチアエコパーク内に設立した国際学校
- 3歳〜12歳のプライマリーでは、「International Primary Carriculum(国際プライマリー・カリキュラム)」を採用
- IGCSE、ならびにA-Levelのディプロマ取得を目指して、ケンブリッジカリキュラムに沿って授業が行われる
- 英語力に劣る日本人生徒にとっては多少ハードルが高いが、プレスクールやプライマリーの低学年では十分入学の可能性あり
- 申請料: RM1,000(≒2.7万円)
入学金: RM4,000(≒10.6万円)
授業料(Y1): RM20,190(≒53.5万円)
実際に見学に行った学校の感想やサイトの解説を下記動画にてしていますので
参考にしていたらけたら!!
イギリス式カリキュラム・インター校 見学レポート&サイト解説 おすすめ16選
A Level とは?
- インター校内で提供される場合もあるが、大学内のA Levelコース(2年)へ進学する選択肢もあり
- A level :選択科目 3〜4科目(文系・理系選択可能)
- 難関大学・医学部進学には必須、レベルが高く、大学1年生のレベル
クアラルンプール でA Levelコースがある大学
ファウンデーションとは?
- 学士取得を目指すための基礎教養課程で入学条件はそんなに厳しくない
- ファウンデーションコース(基礎課程 1年):選択科目 英語・専攻による(文系・理系選択可能)
クアラルンプール でファウンデーションコースがある大学
- Asia Pacific University
- HELP University
- Heriot Watt University Malaysia
- Monash University Malaysia
- Sunway University
- Taylor’s University
- UCSI University
- University of Nottingham Malaysia
- https://www.nottingham.edu.my/
- University of Wollongong Malaysia KDU
- Sunway College
- Taylor’s College
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