マレーシアの学校選びは、きりがない!

こんにちは、Global Kids Education in Malaysia代表のHiroさんの友人、しっぽといいます。

今回は中国上海、マレーシア、シンガポールで子育てした私が感じた、子の教育について書いてみます。

とはいえ上海に住んだのはまだ子どもがごく幼い時期です。次なる国マレーシアに住み始めたのが、長男4歳間近、次男は1歳になってすぐの頃でした。最初はローカルのナーサリーに数年間通わせ、英語の基礎が少しついたところでイギリス式のインターナショナルスクールに入学となりました。

マレーシアの学校選びは、きりがない!

マレーシアのインターナショナルスクール(以降、インター校と記します)を考慮したことがある方なら誰もが共感しますよね。そう、マレーシアは本当にインター校天国! 周辺国の比ではありません。ここから運命の一校を選ぶのは、大事な子どもの教育だけに、なかなか悩ましいことと思います。

我が家も同様でした。居住するクアラルンプールの周りだけでもカリキュラム、立地、学校の雰囲気、学費などさまざまで、一体何を軸に考えたらいいのかという状態でした。ただ我が家の場合、学校選びまで現地で数年暮らした中で得られた情報があったから絞り込めただけのように思います。

結果、最初に直感で「ここがいいな」と思った学校に入ることになったので、候補を絞り込んでからの見学などの作業は、その直感の答え合わせだったのかもしれません。

そのマレーシアのインター校には4年ほど通い、満足してはいましたが、夫の仕事の都合でシンガポールへと昨年2021年に移りました。

別の国に来て、学校によって大きく違うものだと実感

シンガポールでも子どもらはインター校に通っています。マレーシアに比べてインター校の数は少ないぶん、学校選びの候補の絞り込みには苦労しませんでしたが、カリキュラムの違い、またそもそものコロナ禍で現地見学も難しいため結局長らく悩みました。マレーシアではイギリス式の学校が多い中、シンガポールにはIB(インターナショナル・バカロレア)カリキュラムの学校も多く、2校目以降は1校目からのスムーズな移行もテーマになってくるのではないでしょうか。

マレーシアで1校、シンガポールで1校を知るだけの私が大層な比較論は言えませんが、「なんとなく前の学校と雰囲気が似ているのでは?」と決めた学校もやはりシステムやルーティンなどの部分で違いは大きく、子どもらも親も仕組みをまず理解するのに手こずりました。

具体的には、マレーシアでの学校は小規模校でのびのび、アットホームで優しい雰囲気でしたが、シンガポールでの学校はのびのびは共通するものの、より自由闊達な雰囲気で、そのぶん生徒一人ひとりの自立心が求められるように思います。我が家の甘えん坊な子どもたちは、この数ヶ月間でもだいぶ鍛えられました…。

今となってはの反省ですが、宿題量、時間割(サンプルでいいので該当する学年のもの)、英語や数学の進め方についてはより詳しく聞いておけば良かったなぁとは思います。

現在息子らは11歳と8歳に成長し、学校生活を日々楽しんでいます。ご縁があったところで楽しめるのが一番ではありますが、その「ご縁」を紡ぐプロセスは自分ひとりではなかなか難しいものです。Hiroさんはご自身のお子さんもマレーシアのインター校の生徒さんで、何よりHiroさん自身が学校見学を趣味とする「インター校オタク」です(笑)。学校選びの強力な伴走者となり、マレーシアのインター校ライフを彩りあるものへと導いてくれることと思います!

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